京料理の無形文化遺産登録が決定しました。

10月12日、文化審議会において、京料理が無形文化遺産として登録されることが決まりました。


無形文化財登録のためには、一の団体を組織し、当該団体がわざの保持団体とされることが必要です。この度は、関係者の皆様のご尽力により、心と力を一にして、登録という結果を出された、京料理自体の素晴らしさはもとより、そのことがまず大きいなと思います。


私自身、議員としての初質問となった今年2月の予算委員会において、本件を採り上げましたので(当時の議事録を末尾に添付します。)、喜びもひとしおです。


そして、今回の登録はゴールではなく、あくまでスタートです。


今後、全国の料理文化の登録を期待したいですし、様々な懸案を解決しながら、京料理、和食が振興され、愛され、日本ならではの価値を提供し続けていくことが求められます。


私たち全てが、この日本の宝物を守り育て繋ぐ責務を負っていると言っても過言ではありません。


微力ではありますが、私も地元議員として、関係の皆様とともに力を尽くして参ります。


https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/93776401.html?fbclid=IwAR2Y9wdXeDyW7DTWv2JZMCB2z4pxp_Vx0GrVlsdCaZTrGoneFduRaszHR-M

(参考)令和4年2月17日予算委員会第5分科会


○勝目分科員

こうしたいわゆる文化芸術には従前含まれてきませんでしたけれども、重要な文化の柱の一つに、茶道、華道あるいは食文化といった生活文化がございます。生活文化は、平成二十九年、議員立法により制定をされました文化芸術基本法第十二条に明確に位置づけられておりまして、その振興を図っていく必要がございます。


 特に食文化につきましては、素材を生かした調理法、いわゆる旬を意識した季節感の表現、年中行事との関わりなど、日本ならではの特色を有し、だからこそユネスコも和食を無形文化遺産として登録されたんだろう、このように考えるところでございます。


 加えまして、和食をいただく空間であります料亭、料理屋さん、こういったところは、建物、庭、器、和装、掛け軸、生け花等々、しつらえからおもてなしまで、日本らしさの詰まった、総合的な日本文化の実践の場だ、このように言えるものだと考えております。


 我が国におきましても、昨年の文化財保護法改正によりまして、登録無形文化財の仕組みが導入をされたところであります。今、私の地元京都では、単なる飲食というものを超えまして、日本文化の粋を集めたとも言える京料理につきまして、無形文化財としての登録を目指し、関係者間で協議を重ねております。


 あくまで例えばでありますけれども、総合プロデューサーである主人、料理を手がける料理人、そしてサービスを担当する仲居さんといった様々な担い手たちが重層的に関わってこういう場をつくっているわけであります。いずれもが重要な要素と言えるわけでありまして、これらを総合的に無形文化財と観念できないかな、個人的にはそのようにも考えるところでございます。


 京料理の無形文化財登録につきまして、お考えをお聞かせください。


○杉浦政府参考人 お答え申し上げます。


 我が国には、豊かな自然風土と精神性、歴史に根差した、世界に誇る多様な食文化が存在しております。また、委員からも御指摘ありましたとおり、文化芸術基本法におきましては、平成二十九年六月の改正時に、生活文化の例として食文化が明記され、国がその振興を図るということとされたところでございます。


 そこで、文化庁といたしましては、そのような食文化の文化財登録に向けた調査研究等を支援する「食文化ストーリー」創出・発信モデル事業を実施しておりまして、その中で、京都府による京料理についての事業も支援しているところでございます。


 現在、京都府が主体となっていただきまして、京都の料理屋、料理人等、幅広い関係者を巻き込む形で調査を実施しております。年度内には調査報告書が取りまとめられる予定でございます。


 また、今後、文化財の登録等を目指す場合、学術的な研究の積み重ねや文化審議会における議論等も必要でありますことから、調査報告書の精査を進め、京料理の文化的価値をどのように位置づけていくかの検討を進めてまいります。


○勝目分科員 ありがとうございます。


 京料理の登録が成りますれば、日本各地、特色ある食文化の登録の先鞭となるということでないかなと考えておりますので、しっかり京都の関係者と連携をいたしまして、まずは報告書をまとめるというのが先に来るんだ、こういうことでございますので、そこはあるわけでありますけれども、検討を進めていただきたいというふうに思います。どうぞよろしくお願いをいたします。


 なお、この料亭、料理屋さんが風営法の許可対象事業者になっているということにつきましても、文化の担い手をいつまで風俗営業として置いておくのか、こういう課題もあるわけでございます。本日は時間の都合もありますので指摘にとどめますけれども、また警察庁さん等も交えてしっかり議論をさせていただきたいな、このように考えております。どうぞよろしくお願いを申し上げます。