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安倍元総理の国葬儀に参列しました。

  • shibatastokyo
  • 2022年9月27日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年9月29日

9月27日に挙行された安倍元総理国葬儀に参列し、当日お越しになれない京都の方の想いもともにと、静かに御冥福をお祈りしてまいりました。


ご自身が演奏される「花は咲く」のピアノに乗せ、安倍元総理の事績が流されました。内政・外交いずれにおいても、その視線を常に未来に向けておられたことが、凝縮された動画でした。


思い返せば、第2次安倍政権まで、日本は毎年総理大臣が交代し、国際社会における存在感も著しく低下していました。そこから、経済分野ではTPPなど多国間のかつ包括的な連携を主導し、「自由で開かれたインド太平洋」の構想は、日米豪印のクアッドとして、いま国連の機能不全が言われる中での新たな国際秩序の基軸にならんとしています。メディアは、G7からEUを除き首脳級が来られなかったことを殊更にあげつらいますが(何故か韓国メディアまで同じ論調)、インドとオーストラリアから首相が、アメリカからは副大統領が参列したことは、今日的意義としてもっと触れていただいて良いのではないかと考えます。豪州などは現職首相のほか元首相が3人も来られたのですから。


内政面にあっても、アベノミクスを中心に国民経済第一の姿勢を貫かれ、その上に地方創生、一億総活躍、働き方改革など、社会全体の底上げを目指してこられました。ご自身も難病で大変な苦労を重ねられたからこそ、皆が挑戦し、皆が活躍できる社会の構築にも心を砕かれていたのではないかと、私は感じています。


第2次政権の7年8か月を官房長官としてともに過ごされた菅前総理の弔辞は圧巻でした。万感胸に迫り、涙を堪えきれません。第2次政権の3年余り、安倍官邸にて勤務したことを思い返しながら、隅っこにいるに過ぎない小さな存在ではありましたが、当時の充実感も蘇りました。


最後に引用された、凶弾に倒れた伊藤博文を悼み、山縣有朋が詠んだ歌は、皆の心の内を代弁するかの如しです。


今より後の世を如何にせむ。


これからを生きる私たちに投げかけられた重い問に感じられました。


一般献花にも沢山の方がいらっしゃいました。反対の声も大きく喧伝されましたが、多くの方の心の声はどうだったか。私自身は、先に挙げた事績に照らしても国葬で、との意見ですが、そこは政治。常に賛否が分かれるのはやむを得ません。むしろ、日本国憲法の下で、国政選挙において常に多数から信任を得、史上最も長く総理を務められたこと、そして民主主義の根幹である選挙の最中に決してあってはならない暴力に対し、国として決して屈することはないと示すこと。この2点に一致点を見出し、より広くからの賛同があれば、より良かったなと考えるところです。


いずれにせよ、フィルターを通さず直接ご覧頂いた方に、国葬儀をして良かったと感じていただけたらと願っております。



 
 
 

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